昨日は朝からずーっと熱にやられてほとんど動けず。動けずというのは外出出来ないとかではなく、文字通りベッドやソファから動けずという意味だ。
夕方までは上がったり下がったりの繰り返し。
でも夜になってからは上がりっぱなし。
38度台をずーっとだからとにかくキツイ。
こうなるとまず腰に来る。ガクガクブルブルだ。立ち上がるのが困難となる。
次に左目が見えなくなる。
この目は昨年白内障の手術をしているのだが、高熱が出た際には見えなくなるのを1度目の入院後に味わった。
これはかなり焦るが今回はあらかじめ予測していたのですぐに専用の目薬で対処した。
さて、問題はここからだ。
喉が渇いて起きた。その時もかなりの高熱であった。妻に頼んで粉末のスポーツドリンクを半分の薄さで作ってもらい、500mlをほぼ一気に飲み干す。
はぁ~と一息つく。
その際に、暑かったから重ね着していたロンTを脱ぎ、半袖Tシャツだけになっていた。布団も掛けず、ただ横たわっていた。
すると、これまであんなに高熱だったのにそれが一気に引いて行くのが分かる。
そこで私は何となく気付いたのだが、これはもしや「体温調節が出来ていないのではないか!?」と。
これは困る。赤ん坊は体温調節が出来ていないが、大人は自然にそれが出来ている。
高齢女性なら分かる人もいるかもしれないが、更年期障害で似たような症状かある。
確かに、思い返してみれば何かの拍子に突然身体が熱くなり大量の汗が出るなんて事がたまにある。(抗癌剤をしてから)
その頃から自律神経が少なからずやられていたのだろう。気付いた時はかなりショックだった。
寒気がするから温かくして寝ていたら身体がオーバーヒートを起こし高熱となって苦しめる。
かと言って布団を掛けないで寝ていると足や手の指先が冷たくなるし、何より寒気もするので布団を掛けたくなる。
少しの間だけ……と思って布団を掛けたら1時間もしたら37度台後半まで熱があがった。
体温調節がこんなにも重要な事だと初めて知った。今まで身体はこれを勝手に行ってくれていたのだ。人体というのは本当に凄い。
それをこうも破壊する抗癌剤というのは余程の毒なのだろうと思った。
さて、とはいえこの問題を何とかせねばなのだが、ネットで調べてみてもありきたりな事しか書いていない。
水分補給とか、睡眠を取れとか、良質のタンパク質を摂取せよとか、あと、テストステロンの減少なんかも理由として書かれていたな。
テストステロンなんて身体が動かせない時は減少するのは当たり前だし、かといって今は筋トレなんか出来る状態ではない。
水分補給はやっているつもりだがもっと飲んでみようか。
睡眠も今はなかなかキツイ。口の中が痛いし高熱は出るしでなかなか寝付けないのだ。
タンパク質に関してはプロテインドリンクで補う事にしている。ここ数日まともに食事が摂れないのでプロテインを使用している。
無理して少し食べて「出来る限りの事をやった!」なんて自己満足をしても意味がない。
むしろプロテインの方が栄養バランスも良く水分補給も同時に行える。
それにしても5回目の入院を終えてから一気に副作用が襲ってきた感じで本当に辛い。
今は白血球の値も落ちているタイミングだし、とりあえず耐えるしかないのか。。。
それにしても、5/08から6回目の入院を予定されているが、身体の調子がこんな感じだったら無理せずに断ろうと思う。妻も賛成してくれているし。
この状態で更に抗癌剤を入れたら冗談抜きに死ぬかもしれない。そんな気がする。
少なくとも他の臓器がやられたり、別の問題は浮上するだろう。
それだと本末転倒なのだ。
私のこの考え方は間違いなのだろうか?
個人的には間違いではないと思うのだが。
自分の身体だ。
最終的には自分で決めるのがスジだろう。