抗癌剤治療による3回目の入院中。今夜は最終日だ。ようやく明日になったら退院出来る。おそらく昼過ぎ頃の退院かな。
たった4日間の入院だが、ずーっと同じ部屋に居続けるというのは辛い。その間シャワーも浴びれずタオルで拭くだけ。話し相手もいない。
抗癌剤に対する耐性というか、たぶんそれは強い方で酷い吐き気なんかは無い。でも少し胸焼けというか、そういう感じはある。
だから早く身体からチューブを抜きたい。
こんな毒を以て毒を制すみたいな治療、本来なら受けたくないのだから。
早く帰りたいな〜。
早く時間が経たないかな〜。
これだけを朝からずっと考えて1日を過ごす。
病院ってのはどこまで行ってもそんな場所だ。
明日になったら朝からカウントダウンだ。
受け取って帰る予定の薬は既に届いていると連絡を受けた。スムーズに退院出来れば嬉しい。
妻には塩の効いたおにぎりを持ってきてほしいとお願いしてある。
前回の退院時にそれを食べた際に凄く美味しかったから。
つまらない内容のブログだと思うかもしれないけれど、これが癌患者の心からの声だ。
治療、入院は辛い。
日常が恋しい。
ただそれだけ。
